今晩だけは真っ赤な高級ランジェリーを身に着け…(3枚)

私は奈央、31歳。ある日、夫から「今日は少し特別な時間を過ごしたい」と言われ、予約してくれた高級ホテルのスイートルームに向かった。結婚して7年。お互い忙しい日々に追われて、二人の時間をゆっくり楽しむことは久しくなかった。

「これを着てみようか……」
私はスーツケースから、先日購入した真っ赤なレースの高級ランジェリーを取り出した。普段の私なら絶対に選ばない色とデザイン。それでも、この日のために勇気を出して買ったものだ。

バスルームでそっと身にまとい、鏡を見つめる。華やかな赤が私の肌を鮮やかに際立たせ、レース越しにうっすらと透けるラインが自分でも少しドキリとするほど色っぽい。

「ちょっと派手すぎたかな……」
恥ずかしさを感じながらも、私は少し背筋を伸ばしてみる。この7年間、仕事や家事に追われ、女性としての自分を忘れていた。でも、今日は違う。夫が選んでくれた特別な夜だから。

部屋のドアをノックする音が聞こえた。私は深呼吸をして、そっとバスローブを羽織る。そして扉を開けると、目の前に立つ夫が一瞬息をのんだ。

「奈央……綺麗だよ」
その言葉に胸が温かくなり、私は照れくさそうに微笑んだ。今日は久しぶりに、ただ「夫婦」としてではなく、「一人の男と女」として向き合える夜になりそうだった。