美少女のピンクレースランジェリー

私は彩花、23歳。田舎の大学を卒業し、東京に出て来てからもうすぐ半年。仕事にも環境にも少し慣れてきたけれど、プライベートはと言えば、彼氏いない歴=年齢、つまり23年。友達はみんな恋人がいたり、結婚したりしているけれど、私はいまだに恋愛の経験がない。

そんな私が、先日衝動的にピンクのレースのランジェリーを買ってしまった。ふんわりした可愛らしいデザインに惹かれて、気づけばレジに並んでいたのだ。

「どうせ誰に見せるわけでもないのに……」
ため息をつきながらも、今日はせっかくだから着てみることにした。鏡の前に立ち、そっとランジェリーを身にまとう。繊細なレースが肌に優しく寄り添い、ピンクの色合いが自分を少しだけ愛らしく見せている気がする。

「……私、意外と悪くないかも」
普段は地味な服装ばかりだけれど、こうしてみるとちょっとだけ自信が湧いてくる。恋愛に臆病で、いつも一歩踏み出せなかった自分。でも、そろそろ変わりたい。

「次の飲み会、ちょっと頑張ってみようかな……」
私は鏡の中の自分にそっと微笑んだ。新しい自分を見つけるための、小さな一歩を踏み出せる気がしていた。