昔からコンプレックスだったIカップ…でも今日は思い切って…

私は咲良、24歳。昔から胸が大きいことがコンプレックスだった。学生時代も、周囲のからかいの視線が嫌で、いつも目立たないようにしていた。だから、下着もいつもシンプルで抑えめなデザインばかり。けれど、今日は違う。

「これで……いいよね?」
私は鏡の前で少し不安そうに自分を見つめた。今日は、最近できた彼の優也との初デート。今までとは違う自分を見せたくて、思い切って胸のラインを隠さないデザインの下着を選んだ。淡い水色に優雅な刺繍が施されたランジェリーが、体を美しく包んでいる。

「でも……彼、どう思うかな。嫌われたりしないよね?」
胸を目立たせたことで、引かれてしまうんじゃないかと不安が頭をよぎる。でも、優也はいつも私のことを「自然体でいいよ」と言ってくれる。彼ならきっと大丈夫。そう信じたくなった。

デートの待ち合わせ場所に向かう途中、少し緊張で足が震えた。でも、優也は笑顔で私を迎えてくれた。

「咲良、今日すごく綺麗だね。なんかいつもより自信がある感じがするよ」
その言葉に、胸がじんわりと温かくなった。

「……ありがとう。今日はちょっと頑張ってみたの」
私は少し照れくさそうに笑った。優也の優しい視線に包まれて、自分のコンプレックスを少しずつ克服できる気がした。今日は、私にとって新しい一歩を踏み出す大切な日になりそうだった。